機体詳細 ドム

いまっち

2006年02月27日 12:05

■PRINCIPALITY OF ZEON FORCE MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT MS-09 DOM

「ドム」及び「リック・ドム」は、ツィマット社が開発した量産MSである。
地球侵攻作戦展開当初、ジオン公国軍は重力下でも06型のザクの転用で十分だと考えていた。
しかし、地球の環境やザクそのものの移動力の低さなどの障害は、戦線が拡大するにつれて
深刻な問題となっていったのである。
そこで、かねてより提案されていた陸専用の機体が開発されることとなった。

やがてグフなどの輩出を経てC5型を基にした
改造機のプランからYMS-09プロトタイプドムの開発が始まった。

当初の計画では、湿地帯や沼沢地への投入も可能な純粋なホバークラフトユニットを装備した
局地戦闘MSとなる予定だったが、熱核推進システムの開発に実績のあるツィマット社が
高効率の熱核ジェットエンジンの開発に成功し、主推進装置は熱核ジェット/ロケットの
複合システムが採用されることとなった。

試作機はジオン本国で製造され、実働試験キャリフォルニア・ベースにおいて行われた。
ツィマット社によって導入された技術やコンセプトはユニークなものが多く、
ボディユニットにブロック構造を導入するなど、それまでに培われた技術が存分に盛り込まれていた。
加えて整備製の高さなども、後の空間戦闘用MSとしての採用を後押ししたといわれている。

その後、外部の形状に空力的な改修を受けた本機はMS-09の型式ナンバーと
「ドム」の名が与えられ、ほぼプロトタイプ通りの形で量産されることとなった。
ザクには及ばないものの、YMS-09プロトタイプドムを起点するドム系の機体は
相当規模のバリエーション機を産みだしている。

■背景
「MS-09 ドム」はTVシリーズ「機動戦士ガンダム」劇場版「機動戦士ガンダムⅡ哀戦士」
「機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙」に登場する量産MSである。
「ドム」は、陸専用の重MSで、一年戦争勃発間もない”ルウム戦役”において
地球連邦軍のレビル将軍を捕虜とした「黒い三連星」ことガイア、マッシュ、オルテガらの
特殊部隊によって初めて実戦に投入された。

U.C.0079年10月。 グラナダ及びコロニーにおける陸戦トレーニングを終えた「黒い三連星」は、
オデッサ作戦に備え地球に降下する。 その際に与えられたのがこの「ドム」である。

■SPEC スペック
型式番号 : MS-09
全高 : 18.6m
本体重量 : 62.6t
全備重量 : 79.9t
ジェネレーター出力 : 1269kw
装甲材質 : 超硬スチール合金
武装 : ジャイアント・バズ
      ヒート・サーベル      

武装は続きに      
ランキング降下中
続き行く前に応援クリックして頂けると本当にありがたいですm(>_<)m
人気ブログランキング参加中

続きはコチラ
■モノアイ

ドムのモノアイは”視野”の拡大のため、3次元的な走査が可能なレールが配置されている。

■拡散ビーム砲

本来はビーム兵器を稼働させるための
エネルギーチャンネルとして装備されていたが、十分な出力を得ることができなかったために、
眩惑効果や威嚇用の短距離ビーム砲が使用されている。

■コックピット
後の機体のスタンダードとなる「ダイレクトイン」と呼ばれる搭乗方式が採用されている。
これにより前面装甲の泣き所であった搭乗ハッチが飛躍的に強化されたものの、
砂漠や湿地帯の部隊からはコンソールが汚損しやすいなどの苦情もあった。

■背部バーニア

主に推進や機動時に使用される。

■ホバーユニット

熱核ジェットによる足下のGSF(Ground Surface Effect=地表面効果)で機体を浮かせ、
スカートやスソ部分のロケットで推進する。
巡航速度は90km/h、最大戦闘時のトップスピードは240km/hに達する。

■ジャイアント・バズ

一年戦争時に使用されたMSの携帯用火器としては最大級360mm口径の実体弾砲。
ドム及びリック・ドムの代名詞ともなった武装だが、大戦末期にはドム以外の機体にも多用された。

■ヒート・サーベル

白兵戦用の武器。 サーベル部分が白熱化し、敵の機体を溶断する。
発熱デバイスは高効率でエネルギーを熱に変えるが、消耗が激しく基本的に使い捨て。

人気ブログランキング現在降下中です
やる気が増しますので応援クリックどうかよろしくお願いします
←ネモ製作&次のパラス・アテネのやる気が増します(^_^)b



関連記事